借金法律相談所
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旅行に行くとき、あったら便利。普段のお買い物でも何かと役立ちますよね。でも、いろいろ注意しなきゃいけないこともあります!
Q18:信用情報機関同士でブラック情報は共有しているのですか?
- A18:
- 個人信用情報機関は、日本には4機関存在します。クレジットカード会社・銀行・消費者金融などの業態によって加盟する機関は違ってきます。このように業態によってバラバラに機関が存在するのには、金融業界は長い歴史の中でそれぞれの業態がまるで異業界のごとく別々に成長を成し遂げてきたという歴史と経緯があるからと言われています。
ここでは、その4機関を紹介していきますね。
①(株)シー・アイ・シー(CIC) :クレジットカード会社が加入
②全国信用情報センター連合会(通称:全情連(JIC)):消費者金融業者が加入
③全国銀行個人信用情報センター(通称:KSC): 銀行、信用金庫、信用組合、農協などの金融機関が加入
④(株)シーシービー(CCB):外資系クレジット会社がメインだったが、現在はCIC会員と重なる
以上の4つの個人信用情報機関はそれぞれ独立していますが、注意しておきたいことがあります。それは、「個人情報信用機関のうちの、CIC、JIC、KSCはそれぞれ相互に事故情報(ブラック情報)を利用できるようになっている」という事実です。
つまりどこか1つでも個人信用情報機関にブラック情報が登録されていると、他の個人信用情報機関に加入しているクレジットカード会社にカード申請をしても審査が通らなくなるというわけです。
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